川から望む美しい街・新潟

 

ご無沙汰しております。nohaです。
勝手に充電期間をいただいておりました。

 

夏に、新潟に行ってまいりましたので、その時の感動を忘れないようにご報告。
新潟は人口が80万ほどいらっしゃって、結構大きな街ですね。
新潟駅~商業施設のある万代~昔ながらの古町(ふるまち)と、一直線に続きます。


途中、朱鷺メッセ近くの川のほとりは、時の流れを忘れてゆっくりできました。
夕方・夜はほんとに落ち着きます。
自分探しがしたい方はこちらで。

 

駅ビルが強化され、ありきたりなお土産だけでなく
新潟名物・日本酒の種類が豊富で旅行者にとっては嬉しい場所となってました!


また帰りは現美新幹線に乗りました。
長岡までの運転なので、ここから東京まではときに乗り換え。

 

新潟は奥が深い!

最高の商いをデザインする方法

nohaです。
2012年の本ですが、今後の商業・まちづくりの分野が多く詰まった
本でしたので、まとめてみます。

 

タイトルは題名のとおりです。
持続可能な社会が叫ばれるなかで、街づくりにおいては
人と街と商いの良好な「リンケージ」が実現することで 
地球環境保全と地域経済活性化が両立するという話でした。

 

この本では、アメリカのポートランドを代表例として取り上げていますが
まずは想像しやすい、日本の事例からご紹介します。
場所は、埼玉・レイクタウンです!

 

レイクタウンの特徴は
①超大型施設でありながら、鉄道駅に隣接しており環境に優しい
②リサイクル材による店内装飾、アテンダントセグウェイで館内を循環するなど
環境に配慮した運営
③ウォーカブル をキーワードに回遊性を高めた ことにあります。

 

レイクタウンに行かれた方は多いかと思いますが、
"環境に配慮した施設だ"という見方をされている方は、あまり多くないのではないでしょうか?
人々が無意識のうちにエコな行動が取れるよう、細部まで工夫されているという事でしょう。
今後さらに環境問題に対する議論が活発になる中で、先進事例として注目すべきですね。

新潟の商業中心地が変わるか

nohaです。

 

さて、今日私が注目するのは 新潟駅 です。

人口80万人越えの新潟市の中止駅が高架化することで、

特急から上越新幹線へ同じホーム上で乗り換えが出来たり

南北の行き来がスムーズになったりと便利になったそうです。

 

また新しいショッピングセンター CoCoLo西N+もオープンしたそうで、

昔からの中心地・古町(ふるまち)、現在の中心地・万代(ばんだい)と共に商業の一拠点と

なりうるか注目ですね。

 

駅の施設は「外からのお客様が まず立ち寄る」ことメリットですので、     

新潟駅では"ぽんしゅ館"という日本酒のショップがあるそうですが

こういった 地域ならではのショップを多く揃えてほしい。こう願います。

駅は、地元客のニーズにそこまで合わせなくてよいと思います。

 

最近は各都市での中心駅の商業開発が盛んで、

札幌・名古屋・福岡でも旧来の商業中心地との競争が激しくなってきています。


いままでは、郊外vs都心という単純な対立でしたが

今後は都心の中でも対立が起こるなど、複雑な構造となってきそうですね。

廃線になっても困らない

 

nohaです。

先日こんな記事を読みました。

 

「鉄道が消えると街が廃れる」はウソだった!
https://toyokeizai.net/articles/-/220717


荒々しく要約すると、「この町では昔から鉄道は機能しておらず、学生やご高齢の方もバスを使っていた」ようです。

また、同じ北海道の夕張では、鉄道を来年廃止にし、
公共交通が危機的状況になる前に 新しい公共交通の確立に向け
動き出しているようです。

 

今後バスの重要性が高まって来るようですが...でもでも皆さん!

バスって、なんだか抵抗感ありませんか?
特に自分が見知らぬ土地でバスに乗るって、怖いですよね。

 

・どこから乗るのか?
・いつお金を払うのか?
・加算式か定額か
・バス停から目的地は近いのか
・どの系統なら目的地に行けるのか  ...等々
現状のマップなどでは分かりにくい問題が山積しています。

心理的バリアから車に流れないよう、例えばバスロケーションシステム
地方こそ導入する とか 観光地や主要目的地までの系統を大きく掲示するなど、

補助が必要かと考えます。

岡山のバス路線廃止問題から考える 根本的問題

 

Nohaです。

少し前の話になりますが、岡山のバス路線廃止の問題がありましたね。

http://okayama.summacle.jp/I0000685

簡単に申し上げると「ドル箱路線への新規参入を認めると、今まで赤字路線も一緒に維持させてきた我々としては事業を継続できない」という内容です。 

 

経済学のベースとしては、

「健全な競争こそが全員の利益を最大化する」ということなので

新規参入を拒むことは利用者の利便性を損なうことに繋がるはずですが、

現状は“利益の出る路線を守ることで赤字路線も維持させている”様です。

企業の自助努力が伺えます。

 

地方の移動手段をどう確保していくのか。 

これは難しいですね… 私の人生のテーマな気がします。

 

結論は出せませんが、ただ根本として

車を締め出す」ことをしないと、公共交通利用者増には繋がらない。 これは常に思っております。

 

例えば海外で既に取り組まれているような、

混雑時間帯はマイカーを規制したり、有料にしたりといった工夫を通して

公共交通をもっと利用させる仕組みを作らないといけないのではないでしょうか?

 

公共交通の将来像をお持ちの方と、ぜひ意見交換したいです。

LIFE SHIFT を地方から考える

 

Nohaです。

今日はまちづくりとは少し違うお話を。

 

皆さんは「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」という本を読まれましたか?

 

私なりに 本の内容をおおざっぱにまとめると

・寿命が延びるため、現在慣例となっている年齢で引退すると老後資金が苦しい

・3ステージ型の人生(教育を受けて、働いて、引退して余暇を過ごす)は崩壊する

・人生はこれからマルチステージ型へ 社会人途中で再度教育を受け、新しい仕事に就くことも増えるだろう

この「マルチステージ型」という言葉がなんとなくこの本のキーワードだった気がします。 面白い本でした。

 

これを読んで私が思ったのは、今後3ステージ型(教育⇒勤労⇒引退)の生き方を見直す大波が来た時に「地方でロールモデルとなる人に出会えるのか?」という問いです。

私は大学で東京に出たため、そこでたくさんの面白い人に出会えました。

型にハマらない面白い人の周りには面白い人がいて...というように、1つきっかけがあると

そこから広がりがありました。

 

さて、地方でこんなきっかけを掴むことができるのか...!!!

難しいのではないでしょうか。

私自身も地方から 新しい生き方 を主張していきたく思いますが

同じ考え方を持つ人が、地方にも早く広まれば と思っております。

 

長野で見つけた、公共交通の在り方

nohaです。

先日長野の善光寺に行きました。

"一生に一度お参りするだけで、極楽往生することができる"なんて言われているんですね。

参っておいてよかった(笑)

 

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山門の上から見た風景。都会の中にありますね!



 

さて、この山門近くでこんなものを見つけました。

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長野駅発の時刻表

ななんと、時刻表が掲示されてるではありませんか...!!!

最近は公共交通利用が呼びかけられている中で、

では目的地で何か取組がなされているかというと、あんまり無いような気がします。

病院などでA3の時刻表の紙が貼られていたりしますが、それって利用促進には繋がってるのかなあ。

 

この他にも、例えば時刻表をスーパーのレジ近くに掲示するとか、電光掲示板を大型施設内に置けたら理想ですよね。

ホントに「生活する上で便利な公共交通」を示さないと

電車が電車内だけで頑張っても意味ないですよね。目的地でのアクションが大事

 

その中でふとこれを見かけて、「やるじゃん長野!」と思ってしまいました。