岡山のバス路線廃止問題から考える 根本的問題
Nohaです。
少し前の話になりますが、岡山のバス路線廃止の問題がありましたね。
http://okayama.summacle.jp/I0000685
簡単に申し上げると「ドル箱路線への新規参入を認めると、今まで赤字路線も一緒に維持させてきた我々としては事業を継続できない」という内容です。
経済学のベースとしては、
「健全な競争こそが全員の利益を最大化する」ということなので
新規参入を拒むことは利用者の利便性を損なうことに繋がるはずですが、
現状は“利益の出る路線を守ることで赤字路線も維持させている”様です。
企業の自助努力が伺えます。
地方の移動手段をどう確保していくのか。
これは難しいですね… 私の人生のテーマな気がします。
結論は出せませんが、ただ根本として
「車を締め出す」ことをしないと、公共交通利用者増には繋がらない。 これは常に思っております。
例えば海外で既に取り組まれているような、
混雑時間帯はマイカーを規制したり、有料にしたりといった工夫を通して
公共交通をもっと利用させる仕組みを作らないといけないのではないでしょうか?
公共交通の将来像をお持ちの方と、ぜひ意見交換したいです。